経済部智慧局は、昨日、本国とWIPO(世界知的所有権機関)との主要な発明特許出願の領域の分析を発表した。台湾は、「半導体」の技術領域の出願数が最も多い、台積電(TSMC)社が1位を獲った。中国は、「運算テクノロジー」の分野で最も多く、ファーウェイ(HUAWEI)社がWIPO特許出願数の1位を獲った。
智慧局の李楷元科長によると、米国や日本、韓国、中国などの国はWIPOメンバーであり、台湾はメンバーではない。今回の分析によって、台湾は、世界の発明特許トレンドと多少違う。
台湾は、去年の発明特許出願が、「半導体」領域の6360件で1位になり、件数の成長が19.6%である。WIPOは、「運算テクノロジー」の26092件が最も多い、半導体が8346件で10位になる。
李楷元によると、特許は地方主義であり、台湾の半導体が特殊な地位であるので、ASMLなどのサプライチェーンや競争相手のサムスン電子などの会社が台湾で特許出願する。去年、米国、日本及び韓国は、台湾出願の発明特許が半導体分野で1位になったが、しかしながら、WIPOに出願する発明特許について、1位が半導体ではなく、米国が運算テックであり、韓国がデジタル通信である。
出願人について、去年、台湾の出願人は、台積電(TSMC)社が1950件で1位になり、続いて、クアルコム社が845件であり、アプライド・マテリアルズ社が758件であり、10位の工業技術研究院が唯一の研究機関である。WIPOにおいて、ファーウェイ(HUAWEI)社が6952件で1位になり、続いて、クアルコム社が3931件であり、サムスン電子が3041件である。また、クアルコム社とサムスン電子が、共に、本国とWIPOの前10位の出願人である。
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