2023-03-14 [台湾商標権侵害] 有名婦人服ブランドと商標が類似しているためフィットネスウェアブランドが控訴される

【記者楊佩琪/台北】
フィットネスウェアブランドの「AROO」が最近、婦人服ブランド「iROO」の商標と類似しているとしてiROOがそれを使用禁止にするように提訴した。知的財産裁判所はAROOの経営会社である偉溢株式会社が敗訴したと判決し、偉溢株式会社がAROOの商標の利用が禁止になり、ドメイン名の登録解除かつ250万台湾ドルの損害賠償の支払いが命令された。本件は控訴申立が可能になる。

AROOブランドは偉溢株式会社が2018年9月から利用し始めていて、スパルタンヘルメットのアイコンを付けて2019年に商標を登録した。また、公式サイト及び通販サイトではヘルメットの画像が付けてないアイコンを用いた。iROOは依洛株式会社が2006年から経営していたブランドで、主な取扱商品は高級婦人服である。

知的財産裁判所審議後、両者ともが「ROO」の文字がついていて、iとRのデザインも読みも類似していると考える。また、両者ともがファッションブランドであり、フェイスブックに「AROO」のクーポンについて問い合わせる使用者もいたため、誤認識させる事実は成立していると判断した。

出典:三立新聞網

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