これは、特許フーリガンが金銭を脅し取るために起こした特許訴訟ではない!ハーバード大学は、韓国のサムスンがチップ製造特許を侵害していると訴え、賠償を要求した。
サムスンは、半導体製造からディスプレイ製造、スマートフォンに至るまで、過去5年間に米国で400件以上の特許侵害訴訟に直面している。このリストには、サムスンがチップ製造特許を侵害したというハーバード大学からの主張も含まれている。
サムスンは、ハーバード大学のロイ・ゴードン(Roy Gordon)教授が発明した2つの特許を侵害する方法でマイクロプロセッサーとメモリー・チップを製造しているとして、ハーバード大学からテキサス州の連邦裁判所に訴えられている。
更に訴訟では、これらの特許は、コンピューターや携帯電話など多くの製品の主要部品に不可欠なコバルトやタングステン金属を含む薄膜を成膜するための斬新なプロセスと材料を保護するものであるとしている。
ハーバード大学は、サムスンがこれらの特許プロセスを使用してスマートフォンのプロセッサやメモリ製品を開発してきたと主張している。ハーバード大学は、サムスンがこれらの特許を侵害することを阻止する命令に加え、裁判所に対して「不特定」額の金銭賠償を求め、今後の展開が注目される。
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