中国のファッション大手Sheinは、19日にアメリカワシントンD.C.の連邦裁判所で競合会社のTemuを訴え、後者がデザインを盗用し、模倣し、知的財産権を侵害し、詐欺行為を行ったと主張しました。
しかし、Sheinは以前にもLevi StraussやH&Mなど多くのブランドから同様の訴えを受けていた。
訴状において、SheinはPDD傘下のTemuが「合法的なオンラインプラットフォームを装い」、他のブランドのデザインを盗むよう売り手を促し、たとえ売り手が権利侵害の事実を認めても、その売り手がプラットフォームから商品を削除するのを妨げたと主張している。
Sheinは「Temuは極端に低価格で米国の消費者を引き付け、アプリケーションをダウンロードさせて使用させるが、Temuはこれらの製品から利益を得ていない。なぜなら、その価格は販売するたびに赤字を出すように低すぎて、Temuはその損失を埋め合わさなきゃならないためである。よって、補填による損失を最小限に抑えるためには、Temuは傘下の売り手に他社の知的財産権を侵害させ、模倣品や品質の低い商品を販売させる必要がある」と述べた。
さらに、Sheinは、少なくとも一人のTemu社員にSheinの人気商品情報や内部価格情報などの商業機密を盗まれた、と述べた。
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