日本のLEDメーカーである日亜は、台湾のLEDメーカーであるEverlight Electronics社(2393)及びそのドイツ子会社に対し、250万ユーロ(約9,365万新台湾元)の損害賠償を求める新たな特許侵害損害賠償訴訟をドイツのデュッセルドルフ地方裁判所に提起した。この訴訟は、同裁判所がEverlight社に対して過去に下した2件の確定判決に基づいている。
EVERLIGHTは、これは日亜の一方的な主張であり、まだ確定していないと反論した。EVERLIGHTはまた、世界各国での訴訟の中で、このような判断を下したのはドイツの裁判所だけであると強調した。
過去の2つの判決はいずれも日亜が所有するYAGの主要特許に関するものであった。一方の判決では、裁判所はEVERLIGHTの侵害を明確に認定し、もう一方の判決では、EVERLIGHTは日亜の主張を全て認めました。日亜は、EVERLIGHTが当初、判決の対象外である製品の完全なカタログの提出を拒否しており、日亜が強制執行の申立を行い、それが裁判所に支持された後に初めて、EVERLIGHTが製品の完全なカタログを提出したことを指摘しました。これに基づき、日亜は妥当な損害額を250万ユーロと算定し、現在、損害賠償請求訴訟を開始している。
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