2025-06-13[特許出願、商標出願] Force Mos Technology、特許侵害訴訟で勝訴 ASUSに1050万ドルの賠償命令

MOSFET(メタル・オキサイド・セミコンダクタ電界効果トランジスタ)専門の設計企業であるForce Mos Technologyは本日、2025年2月14日に米国テキサス州東部地区連邦裁判所の陪審員団が、同社がASUSに対して提起した特許侵害訴訟において勝訴したと裁定し、ASUSがForce Mos Technologyに対して1050万ドルを賠償すべきとしたことを受け、米国東部時間の6月10日、同裁判所が最終判決に署名したと発表した。本日、Force Mos Technologyが判決文を受領し、ASUSの侵害行為が「悪意のある侵害」と認定され、賠償金は一括でForce Mos Technology科技に対しロイヤリティとして支払われるべきとされた。また、全額に対して判決前の利息が付与されることが決定され、利息は5年物の米国国債利率に基づき、四半期ごとの複利で計算される。

Force Mos Technologyによれば、今回侵害された米国特許は「US 7629634号(634特許)」および「US 7812409号(409特許)」であり、合計で7種のMOSFET部品がこれらの特許を侵害していたという。さらに、米国連邦民事訴訟規則に基づき、Force Mos Technologyは勝訴当事者として訴訟費用の請求権を有し、同社の弁護士が裁判所の要請に応じて費用明細およびその他の文書を提出し、企業の利益を最大限に保護する方針であると述べた。

また、今回の勝訴判決は、長年にわたり特許権の保護を重視してきた同社にとって、大きな励みであるとForce Mos Technologyは強調した。Force Mos Technologyは米国で約100件にのぼるMOSFET関連特許を保有しており、自社特許による製造技術が優れていることに加え、近年では主要顧客が特許および知的財産権に対する重視を強めている影響で、ETRおよびRTGブランドの自社特許製品の出荷比率も年々上昇しており、2025年第1四半期には約30%を維持したという。この成果は、Force Mos Technologyの特許活動に対する大きな評価といえる。

今後、Force Mos Technologyは新技術および製造プラットフォームの研究開発にさらに積極的に投資し、特許の取得および保護体制を強化していく方針である。また、今回の判決が市場における知的財産権の重要性を喚起し、サプライチェーンにおける不公平な競争を是正し、業界全体の合法性とコンプライアンスを高めるとともに、グローバルESG(環境・社会・ガバナンス)に沿った良好な企業統治、持続可能な経営、および企業責任の実現につながることを期待している。

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