ドライバーICメーカーの敦泰(FocalTech、3545)は11日、義隆電子(ELAN Microelectronics)から特許権を侵害したとして、同社及び傘下の2子会社を相手取り、特許権侵害の排除などを求めて知的財産及び商業裁判所に提起されていた訴訟について、一審判決が下されたと発表した。裁判所は義隆の請求及び仮執行の申立てをいずれも棄却し、訴訟費用は義隆が負担するとの判決を言い渡した。敦泰は、本件が同社の財務及び事業に影響を及ぼすことはないとしている。
敦泰の発表によると、義隆は2025年9月1日、敦泰及び傘下のFocalTech Electronics, Ltd.、FocalTech Systems, Ltd.の2社を相手取り、知的財産及び商業裁判所に訴訟を提起し、敦泰及び関連子会社が特許権を侵害したと主張していた。
敦泰は11日、代理人弁護士から一審判決について通知を受けた。判決主文は「原告の請求及び仮執行の申立てはいずれも棄却する」とし、訴訟費用についても原告である義隆が負担するとした。これにより、敦泰は今回の特許権訴訟の一審で有利な判決を得たことになる。
今回の判決について敦泰は、現時点で本件が同社の財務及び事業に影響を及ぼすことはないと強調した。今後の法的手続きについては、義隆が一審判決に対して控訴した場合、敦泰は法律に基づき、委任した弁護士と今後の対応を協議し、同社の権益を守っていくとしている。
